ビスカヤにあるゲルニカの歴史地区(バスク州)

ゲルニカ=ルモ

Bizkaia

町は、ゲルニカ入り江を形成するオカ川の渓谷に位置しています。すぐ近くには、ユネスコが生物圏保護区に認定したウルダイバイ自然保護区があります。

サンティマミニェ洞窟(コルテスビ)は、先史時代から谷に人が住んでいたことを物語っています。その中には、クオリティーと豊富さの点でアルタミラに匹敵する洞窟絵が描かれています。以来、ゲルニカでは、1366年に町として設立されるまで、歴代の文明が絶えることなくその痕跡を残してきました。

町で必見のスポットは、シンボルである木の下でバスク人たちが自治体の利益を決定したことで知られる バスク議事堂、サンタ・マリア・「フラデラ」教会、エウスカル・エリア博物館、そしてに エドゥアルド・チリダヘンリー・ムーアの巨大な彫刻が設置されたパルケ・デ・ラ・パスです。スペイン市民戦争 の際、1937年にヒットラーが送り込んだドイツ空軍の爆撃によって町は完全に破壊されました。ピカソ の有名な絵のインスピレーションとなったこの実験的な爆撃が、以後の戦争の残虐行為の始まりとなりました。1987年、爆撃50周年式典が、世界殉教者都市協会の事前会議の場で行われました。ゲルニカは、文化、教育、産業などの分野で他の都市との姉妹提携とコラボレーションを約束する「平和の象徴都市」の称号を獲得しました。ベルガ(カタルーニャ)、プフォルツハイム(ドイツ)、ボワーズ(アイダホ、米国)。

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