Ciudad Real
町の一番のモニュメントといえば、サンタ・クルス侯爵宮殿に他なりません。1564年から1588年に建築され、イタリア風ルネッサンス様式を持つ宮殿で、現在はスペイン海軍古文書館として使われています。
宮殿のファサードは簡素で、内部の豪華さとのコントラストが見ものです。中庭と階段と広間にはマニエリズム調のフレスコ画が飾られています。庭園に面した壁にはサンタ・クルス第二伯爵であるアロンソ・デ・バサンの半身像、その妻であるマリア・デ・フィゲロアの半身像もあります。どちらも12世紀前半のバロック様式で作られています。町の中央にあるプラディージョ広場には16世紀に建てられ、ゴシック最終期の様式を持つ聖母アスンシオン教区教会があります。
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