バエサ(アンダルシア州ハエン)

バエサ

ルネッサンス、静けさ、そしてオリーブオイル

Jaén

バエサは、世界で最も優れたオリーブオイルの産地であるハエン県に位置しています。

オリーブの木が広がる街には石畳の通りがあり、ヨーロッパで最も保存状態の良いルネサンス様式の建物がいくつかあります。その史跡群は、近隣のウベダの史跡群とともに世界遺産に登録されています。過去を彷彿とさせる必見観光スポットです。

静寂の中のモニュメント

バエサは静かな場所です。風の吹く音が聞こえ、石畳の道が足音までをも変える、そんな場所です。オリーブの木が茂る広大な平野に囲まれた町で、迷路のような通りが何世紀もの歴史をもつ建築物が並ぶ歴史地区へとつながっています。白くて低い家や壁に囲まれた路地のあいだにある紋章の付いた家、教会、宮殿、広場など。サンタ・マリア広場、サンタ・クルス広場、そしてポプロ広場は、バエサを代表しています。サンタ・マリア広場の大聖堂やサン・フェリペ・ネリ神学校、サンタ・クルス広場のハバルキント宮殿や旧大学、サンタ・クルス教会、ポプロ広場のライオンの噴水やビジャラールのアーチなど、休憩したり訪問したりできるスペースが3カ所あります。広場と広場の距離は、それぞれ徒歩でわずか10分ほどです。

グルメとポエムの地

エキストラバージンオリーブオイルはバエサ料理の主役であり、あらゆる食事の中で味わうことができます。オルサのロース肉やバエサ風タラをはじめ、シチュー、コシード・マレアード、アンドラホスなどのスープ類が代表的な品々です。地元で大人気の小さな一品を味わうなら、オチーオ(オリーブオイルを使った甘味や塩味のあるパン)がおすすめです。バエサではオリーブオイルはアイスクリームにもよく使われます。オリーブオイルやオリーブの木について詳しく知りたい方は、バエサにあるオリーブ文化博物館を訪れることをお勧めします。バエサには他にも驚くような話があります。例えば、この地はスペイン文学の偉大な詩人二人の最初の出会いの場となりました。その詩人とはアントニオ・マチャードとフェデリコ・ガルシア・ロルカです。アントニオ・マチャードはかつてのバエサ大学の教授をしていました。現在、彼が授業を行っていた教室は一般公開されており、当時の設備がそのまま保管されています。任期中に『全詩集』を出版し、学業のためバエサに来ていた若きロルカと出会ったのです。

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お役立ち情報

アクセス方法 – 交通機関情報


交通手段を選択して目的地へのアクセスと移動方法をご覧ください。

へのアクセス方法 飛行機

へのアクセス方法 列車

  • リナーレス=バエサ鉄道駅はバエサから約15kmの場所にあります。

  • マドリード(3時間15分~)、セビージャ(約2時間45分)、マラガ(約2時間40分)などへの直行列車があります。

  • 駅からバエサの街までは、直通バス(所要時間約25分)またはウベダ経由(所要時間約1時間)で行くことができます。

  • コルドバの高速鉄道駅はバエサから約150km離れています。

  • チケット予約

へのアクセス方法 バス

  • バス駅は、歴史地区の隣にあるサンタ・マリア広場から1kmの距離にあります。

  • ウベダ(所要時間約15分)、グラナダ(所要時間約1時間30分)、マラガ(所要時間約3時間30分)、マドリード(所要時間約4時間弱)などへの直通バスがあります。

  • 詳しくはこちら

アクセス方法 道路

  • マドリードから高速道路A-4号線およびA-32号線経由。

  • セビージャから高速道路A-4号線およびA-32号線経由。

  • マラガから高速道路A-92号線およびA-44号線。

での移動方法 バス

  • バエサ市内を回るバス路線が一本ありますが、歴史地区以外の場所を訪問する場合にのみ適しています。

  • 午前8時から午後8時30分頃まで運行しています。

での移動方法 その他の交通手段

  • 歴史地区は徒歩での観光が一番お勧めです。

  • バエサのタクシーは白い車体で、ドアに紫の斜めストライプが入っています。タクシー乗り場は2か所あります。ひとつはバス駅に、もうひとつはスペイン広場に設置されています。

  • バエサの道はほとんどが石畳で急な坂道もありますが、自転車でも問題なく街を探索することができます。バエサとウベダを結ぶ8.5kmのサイクリングコースがあり、サイクリングがお好きな方にはお勧めです。