アルモナステル・ラ・レアル(アンダルシア州ウエルバ県)のモスク

アルモナステル・ラ・レアル

Huelva

アルモナステル・ラ・レアルの市街地には、アラブの城、ムデハル様式やゴシック様式の家屋、モスクなどがあり、これらはまとめて歴史芸術的総体に指定されています。

アルモナステル・ラ・レアルの町は、シエラ・デ・アラセナ・イ・ピコス・デ・アロチェ自然公園の真ん中に位置しています。なお、この自然公園は、アンダルシア州有数の保護区であるとともにウエルバ県の北部全体を占めています。9世紀に築かれた要塞を兼ねた城、および重要文化財に指定されているヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・コンセプシオン教会兼モスクが市街地を見下ろしています。重要なモニュメントのなかには、ほかにも特筆すべきものがあります。サンタ・エウラリア・デ・メリダ礼拝堂は15世紀に古代ローマ寺院の跡地に建てられたもので、使徒サンティアゴの姿を描いた美しいフレスコ画があることから国定史跡に指定されています。また、14世紀から16世紀にかけてゴシック・ムデハル様式で建築されたサン・マルティン教区教会にはマヌエル様式の扉が設けられています。

青旗
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