Teruel
アルカラ・デ・ラ・セルバはグダル山脈に位置しています。アルカラ川が低地を流れ、無数にある小規模な農地を潤しています。
今日、アルカラ・デ・ラ・セルバはテルエル県随一のスノーリゾートとなっています。主に、多くのハイカーたちを虜にするその風景で広く知られており、とりわけアラゴン州とバレンシア州からの人出があります。イスラムの風情漂う路地が伸びるこの町では、16世紀末建立のサン・シモン・イ・サン・フダス教会に宗教芸術の傑作が展示されています。この昔ながらの由緒ある町の遺産リストに花を添えるのが、ラ・ベガの聖母の聖地およびロレート礼拝堂です。この山がちの環境には水源が豊かに存在します。町から3キロメートルほど行ったところにラ・ベガの聖母の聖地があります。18世紀の建造物で、内部にはロマネスク彫刻の崇敬される聖母像が残されています。はるか昔から続く典礼として、例年9月8日に開催されるイスラム教徒とキリスト教徒の祭りがあり、二つの民族間のかつての抗争が再現されます。
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