ソウトマイヨール城

この印象的な城塞宮殿は特別な建築・博物館および植物園群であり、ツバキ国際優秀庭園も有しています。

ソウトマイヨール城は、ポンテベドラ市街地から数kmのところにあるベルドゥゴ川渓谷に位置しています。中世の砦と19世紀のネオゴシック様式が半々の建物群は、居住用建物で結ばれた塔2つと、二重城壁で囲まれた武器庫で構成されています。12世紀の創建より長年に渡るさまざまな再建や改修が重ねられ、今日訪れることができるモニュメントとなりました。前衛的な展覧会の内部では、楽しみながら学ぶ形で、その歴史や重要性を知ることができます。大人と子ども双方に魅力的な形式のルートでは、視聴覚、3Dでの再現、ビデオマッピング施設やマジックケースを通じて、お城の発展やかつてここに居住した有名人たちを紹介します。建物群は25haの森林と庭園という美しい自然空間を擁しており、ガリシア州で最も重要な植物園とみなされています。3つの異なるルートを通じて、世界各地に由来する樹齢数百年の樹木が在来種、ブドウの木、果樹や素晴らしいツバキコレクションと共存し、2012年にツバキ国際協会によりツバキ国際優秀庭園に認定された、この素晴らしい風景を目にすることができます。また、演劇形式での訪問、特別展やテーマに沿ったガイドルートが、1年を通じてさまざまな時期に開催されています。