ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・エンカルナシオン教会
Cádiz
オルベラの町の中心部に建つヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・エンカルナシオン主席司祭教会は、カディス山脈の中でも、その形と大きさにおいて唯一無二の例です。
かつてのゴシック・ムデハル様式の寺院の上に建てられたこの教会は、寺院の後陣の一部を残したまま、ムーア人の古い城とともにオルベラの町の2大シンボルとなっています。教会の横にある展望台からの眺めは格別です。新古典主義の教会で、3つある身廊のうち中央の身廊が最も大きく、各身廊がシュヴェの3つのセクションに対応しています。教会の下方には3つの階層からなる重要なファサードがあるほか、正面玄関の両脇にあるツインタワーの場合、それがさらに4つ目の階層へと伸びています。そこには、控えめな円屋根を冠し、アーチが描かれ、かつ八角形をした小礼拝堂がそれぞれ設けられています。内部は筒型ヴォールトで覆われ、クロッシング部分には円屋根の上にドームがあり、祭壇や柱には見事なイタリア産大理石が使われているのが特徴です。
ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・エンカルナシオン教会
Plaza de la Iglesia, s/n.
11690 Olvera, カディス (アンダルシア)
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