ローマ時代の無名の頭部。セビージャ考古学博物館

セビージャ考古学博物館

Sevilla

「カランボロの財宝」


この博物館は、1929年のイベロ・アメリカ万博のために建てられたネオ・ルネッサンス様式のパビリオンに入っています。

1942年に、それまでベジャス・アルテス美術館に所蔵してあった考古学コレクションをこの施設に移動させ、開館しました。見学コースは前期旧石器時代から始まり、ローマ世界といった興味深い中間の時代を経て、アラブやムデハルの遺物に代表される中世に至ります。博物館の1階では、セビージャ県にある先史時代の発掘現場での出土品を年代順に展示しています。コレクションの中でも、タルテッソスの時代の「カランボロの財宝」は特筆すべきもので、2階にはそれを扱った資料室があります。資料室には、すばらしい金の財宝の複製が展示されていますが、その元来の文脈はフェニキアの神々に捧げられた聖地にあります。現在工事につき閉館中。

セビージャ考古学博物館


Plaza de América, s/n. (Pabellón de Bellas Artes)

41013  Sevilla, セビージャ  (アンダルシア)

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