サンタ・クルス美術館

サンタ・クルス・デ・トレドの旧病院内にあります。

16世紀に建てられたこの建物は、プラテレスコ様式のファサード、パティオと階段、コヴァルビアスの作品、ムデハル様式とルネッサンス様式の格天井が際立っています。館内では、収蔵品が3つのセクションに分かれて展示されています。「考古学セクション」は、ローマ文化、西ゴート文化、アラブ文化、ムデハル文化をテーマにしています。「美術セクション」では、16～17世紀のトレド絵画の重要作品や、エル・グレコといった芸術家による作品が展示されています。さらに「工芸セクション」には、地元の大衆文化や伝統工芸（陶磁器、ガラス、織物、鍛造、金細工）の例が並んでいます。