サンタ・クララ修道院 (サフラ)
Badajoz
サフラのこのサンタ・クララ修道院には、この街の歴史、設立以来そこに暮らしたクララ会修道女の歴史をテーマにした、この名の博物館が設けられています。
サンタ・マリア・デル・バリェ修道院――この修道院の正式名称――は、1423年、フェリアの名士ゴメス・スアレス・デ・フィゲロアにより設立されました。なお同氏は、修道院内にあるゴシック様式の雪花石膏の墓に埋葬されています。その建物・建造物群は年代が多岐にわたり、15世紀から18世紀に及びます。教会の床面は長方形で、筒型ヴォールト天井の単廊式、平らなシュヴェが特徴 (17世紀)。内陣、聖具室、修道女聖歌隊席、フェリア公爵の葬儀礼拝堂、2つの柱廊があり、柱廊の一つは古典様式 (17世紀)、もう一つはムデハル様式 (16世紀) です。尖頭アーチや半円アーチが連なる歩廊やその他付属施設のある、回廊により、全てを備えた完璧な建築群となっています。
サンタ・クララ修道院 (サフラ)
Calle Sevilla, n. 30
06300 Zafra, バダホス (エクストレマドゥーラ)
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