サンタ・クララ修道院 (メディナ・デ・ポマール)
Burgos
クララ会修道女のこの修道院は、ベラスコ家の霊廟を設けるために一族の貴族により1313年に設立され、その内部には注目に値する芸術品が収められています。
修道院の建物群は、教会、回廊、礼拝堂および修道院のその他付属施設で構成されています。中庭に面した、尖頭アーチを通って中に入ります。最も興味をひかれるのは、ゴシック様式の教会。単廊式で星形リブヴォールト天井、両側に並ぶ礼拝堂、司祭席と内陣が設けられています。礼拝堂のうち、特に処女懐胎の礼拝堂 (16世紀) が見どころ。ブルゴス大聖堂のコンデスタブレ礼拝堂の複製で、八角形の見事な星形ヴォールト天井とフェリペ・デ・ビガルニとディエゴ・デ・シロエが手がけた板絵が飾られるプラテレスコ様式の祭壇画がご覧いただけます。また、バロック様式の主祭壇画 (1774年)、木製の脚の聖歌隊席、絵画、金銀細工など芸術的遺産も豊富に保存。フリアス公爵のイニィゴ・フェルナンデス・デ・ベラスコと妻マリア・デ・トベルの墓は、雪花石膏でできた、ルネサンス様式の墓です (16世紀)。
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サンタ・クララ修道院 (メディナ・デ・ポマール)
Plaza de Santa Clara, s/n.
09500 Medina de Pomar, ブルゴス (カスティージャ・イ・レオン)
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