サン・フランシスコ修道院（モレージャ）

この修道院は、フランシスコ会の修道院全ての特徴に従っています。修道院の付属物の中で最も重要なもの3つは、回廊と教会、そして礼拝室です。1階のアーケードに限られている回廊は四角形で、その面全てに三葉のアーチがあります。教会には、側面の礼拝堂つき身廊が1つだけあります。当初は、アーチで支えられた切妻の木の屋根で覆われていました。後陣は多角形で、交差ヴォールトで覆われています。正方形の礼拝室は、バレンシア州において15世紀の最初の25年間におけるゴシック様式の壁画のわずかな例を保存しており、死の舞踊を表現しています。