サン・フアン・デ・ドゥエロ修道院

サン・フアン・デ・ドゥエロ修道院

Soria

中世のキリスト教建築の事例


ロマネスク建築の重要な一例

ロマネスク様式のこの修道院は、木造の天井に覆われた単身廊に半円形の後陣、尖頭アーチのトンネルヴォールトからなります。12世紀以降、エルサレム救護修道会に所属していましたが、18世紀に放置されてしまいます。12世紀に建造された教会の他、13世紀初頭の回廊がゴシック様式とムデハル様式の建築要素と共に残っています。そのアーケードは、当時スペインで見られたさまざまな建築の傾向を凝縮したもので、ロマネスク様式へのこだわり、ゴシック様式の導入、そして何よりイスラム模様の装飾を見ることができます。これらのアーチが組み合わさり、華やかな装飾効果をもたらしています。寺院内部には、ヘブライ文化、イスラム文化、キリスト教文化に相応する所蔵品が展示されています。

サン・フアン・デ・ドゥエロ修道院


Plaza de las Ánimas, s/n.

42004  Soria, ソリア  (カスティージャ・イ・レオン)

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