サン・アントニオ・デ・ラ・フロリダ礼拝堂。マドリード

サン・アントニオ・デ・ラ・フロリダ礼拝堂

Madrid

この礼拝堂は1792年、カルロス4世がイタリア人建築家フィリッポ・フォンターナに建設を命じたものです。聖アントニウス(サン・アントニオ)の彫刻はホセ・ヒネスの作品です。装飾を担当したのはフランシスコ・デ・ゴヤで、この聖人の人生を主題とするフレスコ画を制作しました。礼拝堂の平面はギリシャ十字式で、中央ドームでは天窓が際立っています。ファサードは1面しかなく、ドーリア式の2本の柱で飾られています。1905年には国定史跡に指定されました。劣化を防ぐための措置として一般礼拝は1926年に廃止され、礼拝堂の複製の建設が建築家フアン・デ・モヤに委託されました。1919年にはフランシスコ・デ・ゴヤの遺骨が移されました。1928年、王アルフォンソ13世はこの礼拝堂を王立サン・フェルナンド美術アカデミーに委譲し、現在は同アカデミーがその管理を請け負っています。

サン・アントニオ・デ・ラ・フロリダ礼拝堂


Glorieta de San Antonio de la Florida, 5

28008  Madrid, マドリード  (マドリード自治州)

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