Zamora
サモラ司教座博物館の見どころは、なんといっても15・16世紀のフランドル製タペストリーのコレクションです。
博物館の入口はサモラ大聖堂の回廊にあります。小規模な博物館ではあるものの、意義深く、かつ最高級の展示品が並んでいます。そこに保存されているのは、絵画や彫刻、タペストリー、そして金銀細工の各作品です。なかでも、ひときわ目を引く展示品の例として、1515年に制作された聖体顕示台や1723年に作られた聖木曜日用の銀の祭壇をあげることができます。また、イエスと聖ヨハネを伴った大理石の聖母像は彫刻家バルトロメ・オルドニェスの作品です。ただし、収集品のなかでももっとも貴重なものといえば、アラスやトゥルネー、ブリュッセルの工房から取り寄せたフランドル製のタペストリーです。一番古いタペストリーは15世紀のもので、そこにはトロイア戦争やローマの王タルクィニウス・プリスクスの伝記が描かれています。
司教座博物館(サモラ)
Plaza de la Catedral, s/n
49001 Zamora, サモラ (カスティージャ・イ・レオン)
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