ルゴの城壁

ルゴの城壁

Lugo

城壁にまつわる16世紀


この城壁は、壕、城壁、城壁と市街地の間に設けられた環状歩道からなる防御建築群に含まれていました。しかも、ローマ帝国が勢力を伸ばした三大陸の中で、街を囲む境界線がそのまま残る、唯一の城壁です。

ルゴの古代ローマの城壁は3世紀末の建造とされています。その建設は、ローマ帝国の町ルクス・アウグスティを蛮族の脅威から守ることを目的としていました。この城壁は、壕、城壁、城壁と市街地の間に設けられた環状歩道からなる防御建築群に含まれていました。およそ34.4ヘクタールの地域を囲み、その外周は約2,120メートルに及びます。城壁の厚さは平均4.20メートル、また高さは8メートルから12メートル前後です。平面図は長方形ですが、重要な居住区のいくつかは無防備のままとなっていたにもかかわらず、その他の区画では、城壁の間に空き地を設けるなど、まだその設計基準は分かっていません。なお、土、砂利や小石をベースにして加工したモルタルを、水を混ぜたセメントで固めて建造されています。現在、二階建ての塔がそびえる71の小塔 (うち60は円形、11は四角形) が残存。城壁に囲まれていた区域には10か所の門から入ることができましたが、そのうち5か所は、都市化が進んだため、1853年以降は開放されました。ユネスコは、ルゴのローマの城壁を「ローマ時代の軍事要塞の独特かつまれに見る例」と見なしています。

世界遺産

ルゴの城壁


城壁ビジターセンター

Praza do Campo, 11

27001  Lugo, ルゴ  (ガリシア)

TEL::+34 982 297 347 TEL::+34 982 251 658 Webサイト:https://www.turismo.gal/que-visitar/destacados/muralla-romana-de-lugo?langId=es_ES
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