ロス・ルナ宮殿
Zaragoza
この重厚な旧宮殿は、ムデハル様式の一般建築の見事な一例。その名は、建造物の内部と外部を飾る、この家系のいくつもの盾形紋章にちなんでいます。
この宮殿の建造は、14世紀末、ペドロ・マルティネス・デ・ルナ――ベネディクト13世、別名「ルナ教皇」として知られることになる対立教皇――が費用を負担して行われました。その建設の第一段階にあたる部分については、今でも構造部と一部の建築要素が保存されています。上空から見るとU字型で、その中央には16世紀に造られた中庭があり、建物のさまざまな付属部は中庭に面しています。特に注目されるのは、アルフィスと呼ばれるアーチを囲むフレーム部の下にある、結び飾りが施されたゴシック様式の石膏細工、そして木造の突き出し部。建物は四階建てです。内部は大きく二つに分かれており、建設当初の天井が良好な状態で保存されています。三階部分は、気品が漂うフロアで、木造の優雅な突き出し部の上に設けられ、同様に建設当初の広間とムデハル様式の格天井が残っています。
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ロス・ルナ宮殿
Calle Mayor, n. 44
50360 Daroca, サラゴサ (アラゴン)
Eメール:fundación@campodaroca.org
TEL::+34 976800137
TEL::+34 976800129
Webサイト:http://www.daroca.es/turismo/monumentos/palacio-de-los-luna/
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