ロザスの要塞

ロザス湾に面したロザスの要塞は強靭な軍事要塞であり、その中には昔のロザスに建設された数々の居住地が含まれています。

要塞（実際には城塞）は、国王カルロス1世が命じた16世紀中盤のルネッサンス様式の建築で、その後の改築と強化を受けています。五角形の城郭に囲まれたところであり、坂の壁を基盤とし、先端が補強された三角形の稜堡に加え、海と陸の主な門2つがあります。内部には素晴らしい考古学遺跡の区域があり、その発掘により「ローデ」と呼ばれたギリシアの植民都市の遺構（紀元前4～3世紀のヘレニズムの城塞と地区）、西ゴート族と関連した初期キリスト教教会とネクロポリス（4世紀～7世紀）、そしてサンタ・マリア・デ・ロザスのロマネスク・ロンバルディア風教会と修道院の遺構（11～13世紀）が白日にさらされました。