Palencia
この寺院はカリオン川のほとりからすぐ近くの場所に位置しています。その本体部分はロマネスク様式からゴシック様式への移行期の特徴をはっきりと帯びています。
なかでも、それを顕著に示す要素がメインファサードにあります。その要素とは高さ70メートルに達する透かし彫りの塔のことで、その姿からはこの塔が防衛・軍事上の目的で利用されていたことがうかがえます。塔の下には6つのアーキボルトを構えた正面玄関があり、人目を引きます。三廊式のこの教会は、それぞれの身廊が交差ヴォールトで覆われています。なお、この教会は、11世紀初頭に作られた建造物の跡地に建っています。また、1月1日を迎えると、このサン・ミゲル寺院は「神の子の洗礼」祭りの祝典の舞台へと姿を変えます。「神の子の洗礼」はパレンシア市でも有数の奇妙で特別な伝統行事です。
サン・ミゲル教会
Plaza San Miguel, 2-4
34005 Palencia, パレンシア (カスティージャ・イ・レオン)
Activa JS
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