ニエブラの城壁

この城壁は、ニエブラの町のシンボルのひとつ。重要文化財に指定される、この城壁の起源は遥か昔。というのも、古代ローマ時代以前の区域が少なくとも2つ、発見されていて、その年代は紀元前9世紀から紀元前5世紀にさかのぼる可能性があるためです。また、古代ローマ文明やイスラム文明もまた、この建設に足跡を残しています。建造物は、相次ぐ征服の中、また時代の流れに沿って、さまざまな改修工事を受けました。その改修で、角塔が46か所、八角形の塔が2か所に設けられた他、町への入り口となるいろいろな門が造られています。