コルドバのメスキータ内部

コルドバのメスキータ

Córdoba

イスラム寺院=大聖堂


コルドバのメスキータには、その建築と改築が続いた9世紀にわたって生じてきた様々な建築様式が重なり合い混ざり合っています。

コルドバのメスキータは、町の歴史的街区の只中にあり、スペインでも有数の大変美しいイスラム芸術の代表です。 

イスラムの首長アブド・アッラフマーン1世が785年、西ゴート王国時代の旧聖ビセンテ教会の跡にイスラム寺院の建設を命じました。その後数世紀にわたり、イスラム寺院(メスキータ)は次々と拡張されていきました。アブド・アッラフマーン3世が新しいミナレット(塔)の建設を命じた一方で、アルハカム2世は961年に建物の増築をし、ミフラーブ(聖龕)に装飾が施されました。最後の改修は、987年にアルマンソールが行ったものです。改修の結果、内観が、二層の馬蹄形アーチが連なる極めて美しい柱の迷路となりました。1532年、キリスト教徒による征服により、イスラム寺院の内部にキリスト教の大聖堂(カテドラル)が建設され、中央祭壇、バロック様式の祭壇やマホガニー材の聖歌隊の椅子などが特に目を引きます。ミフラーブはイスラム世界でも有数の大変重要なもので、イスラム寺院で最も崇高なものとなっています。その装飾にはビザンチン様式のモザイクと大理石の彫刻が施されています。「オレンジの中庭」から寺院に入れます。

世界遺産

コルドバのメスキータ


Calle Cardenal Herrero 1

14003  Córdoba, コルドバ  (アンダルシア)

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