コルドバのメディナ・アサーラの考古学的遺跡群

メディナ・アサーラ

Córdoba

カリフの町


カリフ、アブド・アッラフマーン3世は文化の偉大な推進者であり、また熟達した政治家でもあり、その領土は、バグダッドやビザンチウムとのみ比較し得るような当時の西洋で最も繁栄したところでした。メディナ・アサーラの平面図はほぼ長方形です。山の傾斜を利用した階段状の段丘に建てられました。各々の段地は町を三分する壁によって仕切られていました。アルカサル・レアルは最上段と中段を占め、下位の段地は住居に当てられ、イスラム寺院が壁の外に建設されました。複合様式やコリント様式の幅木、彩色や柱の一部が未だに保存されています。修復された2つの間をぜひ訪れてください。1923年には国定史跡に指定されています。

この遺跡の見学をするには、そこにあるビジターセンターから訪問を始めることができます。センターの建物は、考古学遺跡を模して地下にあり、メディナ・アサーラの重要な歴史的時代の博物館のコレクションを所蔵しています。ビジターセンターの訪問所要時間は約1時間で、オーディオビジュアルの映写もあり、後に遺跡への訪問へと続きます。(センターの建物からバスで移動します)

世界遺産

メディナ・アサーラ


Carretera de Palma del Río Km. 5,5

14071  Córdoba, コルドバ  (アンダルシア)