ジローナの大聖堂

ジローナの大聖堂は、世界で最も幅の広いゴシック様式の身廊を擁しています。3つの身廊が計画されましたが、身廊を1つに統合する計画が行われたため工事が中断し、50年にもわたる議論が行われました。

正門玄関に到達するには、17世紀末の建造された大階段を登る必要があります。メインファサードはバロック様式ですが、回廊は12世紀のもので鐘楼は11世紀、そして建物の残りの部分は14世紀のものです。回廊は非常に幅広く、テラスつきの壁で区切られている不等辺四辺形のフロアになっています。内部には、非常に美しく高い価値を持つ作品が保存されています。主祭壇の祭壇画は銀やエナメル、そして玉縁で制作されており、スペインの金銀細工の珠玉です。回廊の柱頭には、旧約聖書や新約聖書の場面が表現されています。天地創造のタペストリーは、ロマネスク様式のタペストリーの重要な作品です。リエバナの福者も保存されています。