ゴシック地区、バルセロナ

ゴシック地区

Barcelona

ゴシック地区はバルセロナでもっとも古い地区であるとともに、バルセロナの中世の過去を映し出す狭い通りや広場で構成された、市内中心部の一角でもあります。このエリアには、ゴシック様式の宮殿や邸宅、教会が建っています。

ゴシック地区はバルセロナを代表する魅力的なエリアのひとつであり、通りには、市庁舎やジェネラリタ庁舎、バルセロナ大聖堂、サンタ・マリア・デル・ピのゴシック教会、サン・ジュスト・イ・パストール教会といった中世の建物が建ち並んでいます。また、古いシナゴーグの一部が今も残る、網の目状の路地で構成されたユダヤ人街もあります。ユダヤ人街では、いくつかの広場が中心になって通りが縦横していますが、中でも、サン・ジャウマ広場、王の広場、レイアール広場が際立っています。サン・ジャウマ広場はバルセロナの政治の中心地であり、市庁舎とジェネラリタ庁舎が立っています。一方で、王の広場の歴史的建築群は、バルセロナの中世建築を代表するものと言えるでしょう。広場には、古代ローマの城壁の一部であるパラウ・レイアル・マヨール、パラオ・デル・リョクティネン(プロクラトルの宮殿)、バルセロナ市歴史博物館があります。最後のレイアール広場には非常に美しい柱廊があり、特に夕暮れ時には広場の飲食店を訪れる客で賑わいます。この地区は古代ローマ時代以来、街の中心であり続けてきた場所であり、事実、同地区内にはローマのネクロポリス(ビラ・デ・マドリード広場)があります。また、そのすぐそばでは、古代ローマのアウグストゥス神殿の遺跡を観賞することもできます。

ゴシック地区


Distrito Ciutat Vella

08002  Barcelona, バルセロナ  (カタルーニャ)

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