ガウディセンター

この現代的なビジターセンターはアントニ・ガウディの出生地レウスにあります。世界的に有名な建築家ガウディの人生と作品に焦点を当てたビジターセンターとしては唯一のものです。彼の代表作のひとつである「ラ・ペドレラ」の複製に取りつけられた煙突に触れたり、グエル邸の星空のドームを眺めたりしている自分の姿を想像してみましょう。触知模型や没入型の視聴覚上映、マッピングといった特殊効果を通じて、芸術家ガウディの人生を垣間見てみませんか。

この場所を訪れると、「サグラダ・ファミリア」「グエル公園」「カサ・バトリョ」などの偉大な作品を生み出した天才ガウディの秘密を、より深く理解することができるでしょう。また、各展示室には最新の体験型テクノロジーが導入されているため、施設内の見学を通じて五感と心が刺激され、すばらしいエクスペリエンスが得られます。この現代的な建物は3階建てとなっています。1階では、カタルーニャのモデルニスモの時代とアール・ヌーヴォーの時代におけるガウディとレウスとのつながりについて学ぶことができます。2階ではガウディの人生にまつわるエピソードやモデルニスモの建築様式が紹介されています。この建築様式は、きわめて前衛的な芸術運動において先駆的な役割を果たしました。最後の3階では360度の視聴覚ショーを楽しめます。このショーでは、建築家ガウディの幼少期の風景に影響を受けた、光、感触、そして色彩を通じて、ガウディ特有の感覚が観客に伝達されます。ガウディが自身の建築作品の内部で空間・光・空気・水とたわむれた方法を身をもって体験したり、カタルーニャ語で記されたものとしては唯一現存する手書きのノートなど、彼の所有物の原物を観賞したりすることができます。本センターではまた、演劇仕立ての見学ツアーや家族向けの見学ツアーといった、その他のアクティビティも定期的に開催されています。