ラ・ガルマ洞窟
Ribamontán al Monte
Cantabria
旧石器時代と先史時代後期の標本
2008年に世界遺産に登録
ラ・ガルマ山に位置するこの洞窟はいくつかの階層に分かれています。最上階のロビー部分には人間が埋葬されている一方で、中間階にはクマを中心とする古生物学的遺物が多数あります。ただし、最も貴重な遺物は最下階にあります。そこは3つの発掘現場に区別されており、いずれも当時のまま残され、芸術的な壁画が数多く描かれています。とりわけ、極めて自然な姿をした黒い馬や、記号を表す赤い絵が豊富に存在する点が特筆に値します。ほど近い場所にはまた、ヤギやバイソンをかたどった絵のほか、手形のついた板なども見つけることができます。2万8,000年前から1万3,000年前にかけてのものと推定されています。
ラ・ガルマ洞窟
Ribamontán al Monte
39793 Omoño, Ribamontán al Monte, カンタブリア (カンタブリア)
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