フランスのサン・ルイス

教会とフランスのサン・ルイス旧イエズス会神学校によるこの建物群は、セビージャ中心地のバロック芸術を最も優れた形で保存しています。

1699年から1731年にかけて建築され、19世紀以降はセビージャ県庁が所有しています。装飾の深い象徴性と美しさ、そしてヨーロッパのバロック様式と地域の伝統的な形の組み合わせは見応えがあります。この教会は建築家レオナルド・デ・フィゲロアの傑作とされています。内部には彫刻家ペドロ・ドゥーケ・コルネホが手掛けた一連の祭壇画とルーカス・バルデス作によるドームのフレスコ画が際立っています。神学校のプライベート礼拝堂または校内礼拝堂の豪華な装飾は、見学者を驚かせるもうひとつの見所です。