エネブラレホス洞窟

この重要な考古学遺跡からは、今から4,000年も前に暮らしていた人々の遺物が出土されています。

洞窟に隣接する場所に、前述した先史時代の村落のレプリカがあり、火打石の作成のほか、道具や槍の使用といったさまざまなワークショップとアクティビティが開催されています。洞窟内では、色とりどりの石筍や鍾乳石がひときわ目を引きます。白、灰色、黒といった通常の色以外に、オレンジ、青、黄色のような色合いも呈しています。「埋葬室」「聖地」「斜頸（しゃけい）」「分娩室」などと呼ばれる広い空間も存在します。 洞窟の全長は3,670メートル、高低の差は13メートルあります。  見学の所要時間は45分で、見学ルートの距離は500メートルです。洞窟が発見されたのは1932年のことです。