チュフィン洞窟。カンタブリア州

チュフィン洞窟

Rionansa

Cantabria

1万6,000年以上も昔の芸術


2008年に世界遺産に登録

この洞窟はナンサ川の渓谷にあり、その一帯を植物が生い茂る絶壁が占めています。特定の時季にはボートに乗って洞窟に入ることができますし、洞窟内には小さな人工湖があります。人工湖と同じ空間には、とりわけ独特な芸術表現が集結しています。馬やオーロックスやアカシカのほか、真っ赤な点を使って描いた女性像の作品群が何種類もあります。

入り口では、研磨技術を用いて岩の表面に彫られた図柄を見つけることができるでしょう。そうしたモチーフには、雌アカシカが数頭、バイソンが1頭、そして魚と思われるものが1匹います。別の空間も動物の寓意画が豊富で、バイソン、馬、アカシカ、ヤギに加え、少なくとも1体の擬人化された姿、および長い脚を持つと思われるものの姿などがあります。これらの場合、入り口にある図柄よりも細い線で描かれていることから、もっと後の時代のものだと推定されます。全体として、こうした壁画は紀元前1万6,000年から紀元前1万1,500年までの時代のものとされてます。

世界遺産

チュフィン洞窟


39553  Riclones, Rionansa, カンタブリア  (カンタブリア)

Eメール:reservascuevas@culturadecantabria.es TEL::+34 942 598 425 Webサイト:https://cuevas.culturadecantabria.com/chufin-2/ 予約用電話番号:+34 942598425 予約用Eメール:reservascuevas@culturadecantabria.es