アストルガのサンタ・マリア大聖堂

アストルガのサンタ・マリア大聖堂

León

サンティアゴ巡礼路の要所アストルガ。


この大聖堂は昔のロマネスク様式の教会の上に建設されており、2つの塔が完成した18世紀まで建設が終わりませんでした。

正面の門と二つの塔にみられるように、バロック様式とプラテレスコ様式の要素を備えた後期ゴシック様式建築を擁しています。主祭壇画は、その制作者ガスパル・ベセーラの決定により八角形となっており、後陣の形に対応するようになっています。フランボワイヤン様式の正面玄関は非常に美しく、植物や小天使の飾りがふんだんに使われています。聖具保管室の門は、ヒル・デ・オンタニョン作です。興味深いのはクルミ材の説教壇で、ベセラ匠の作とされる浅浮彫があります。同じく内部にも、グレゴリオ・フェルナンデスによる無原罪の聖母など、多大な価値のある彫刻作品があります。回廊からアクセスできる部屋の一つに、教区美術館があります。

アストルガのサンタ・マリア大聖堂


Plaza de la Catedral s/n

24700  Astorga, レオン  (カスティージャ・イ・レオン)

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