アルト・ベルネスガ生物圏保護区

2005年にユネスコにより生物圏保護区に指定されたアルト・ベルネスガは、カンタブリア山脈のレオン県側傾斜にあります。

ラシアナ渓谷生物圏保護区

レオン県北部、レオン山地とカンタブリア山脈の間に広がるラシアナ渓谷は、2002年にユネスコの生物圏保護区に登録されました。

レサ、フベラ、シダコス、アラーマ川渓谷生物圏保護区

スターウォッチングに最適な場所としてスターライト財団から認められていることでも知られています。レサ川、フベラ川、シダコス川、アラーマ川は、ラ・リオハ州東部の山脈を流れています。地中海の森に覆われた渓谷には、峡谷や岩場、峠道があり、多くの猛禽類が巣を作っています。

グラサレマ山脈自然公園

グラサレマ山脈は、アンダルシア州のカディス県とマラガ県の間に位置し、スペインモミの群生地が貴重な遺産として残されています。スペインモミはこの山脈のシンボルとなりました。深い峠道や深淵、河川群、アンダルシア州で最大の地下洞窟や地下柱廊がある、スペインでも指折りの壮大なカルスト地形です。グラサレマ山脈自然公園の全域が、1977年にユネスコの生物圏保護区に指定されました。

エオ川、オスコとテーラス・デ・ブロン生物圏保護区

クレウス岬自然公園

多様な地形を持つこの公園は、イベリア半島最北東端の沿岸に位置しています。

エブロ川デルタ地帯自然公園

その持続可能な観光の提案が認められ、欧州委員会により「卓越したヨーロッパの旅行目的地」(EDEN)に選ばれています。

ロボス小島自然公園

ロボ島はフエルテベントゥーラ島の北にある小島で、その距離はわずか2kmです。素晴らしい保存状態の貴重な生息環境があります。

カラスカル・デ・ラ・フォント・ロハ自然公園

この自然公園は、アリカンテ県の自治体であるイビとアルコイの間にあります。カラスカル・デ・ラ・フォント・ロハは、スペイン東部の地中海沿岸特有の森が広がる山系です。

ラス・バトゥエカス＝フランシア山脈自然公園

セビージャ北山脈自然公園

この自然公園はセビージャ県の北部にあります。山並みの起伏がなだらかで、牧草地が豊富にあるのが特徴です。

ラ・パルマ生物圏保護区

ラ・パルマ島はカナリア諸島の植生のショーケースといっても過言ではありません。二つの自然公園、およびカルデラ・デ・タブリエンテ国立公園はこの島の豊富な自然を反映しており、2002年には生物圏保護区にも登録されています。また、スターライト財団はこの国立公園を天体観測の目的地に認定しています。

ロス・クリコスの池（緑の湖）

火山の火口によって形成され、黒砂のビーチの真ん中に横たわる、緑色を帯びた湖です。ペドロ・アルモドバル監督の『抱擁のかけら』にも登場するドラマチックな風景が広がっています。

ペニャ・カバルガ

この公園には山頂、断崖、絶壁や「カジェホン」の迷宮のような道が多く存在します。

テラス・ド・ミーニョ生物圏保護区

ミーニョ川の流れの中に浮かぶ島々には豊かな森と内陸の潟があり、貴重な水生動植物が生息しています。ミーニョ川は、その上流にテラス・ド・ミーニョと呼ばれる広い一帯を形成しています。2002年に生物圏保護区に登録されたこの地域では、伝統的な農村景観と大西洋型の重要な生態系が完璧に融合しています。

アジャリス地域の生物圏保護区

2005年にユネスコにより生物圏保護区に指定されたアジャリス地域は、その文化的価値および資源の持続可能な利用により特に重要で、地域の動植物相が保存されています。

イラティの森

ヨーロッパでも最も幅広く、環境面で最も豊かで保存状態が良好な森の一つです。

シエラ・ネバダ国立公園

アンダルシアの東部にあるグラナダとアルメリアには、大陸部スペインの最高峰がそびえています。そこには山々と、この地域に生命の源である多数の川や小川が90キロメートルにわたって伸びています。2000年以上も前から人が定住してきたシエラ・ネバダは、高山で自然と人間の生活が共存するのに最適な場所といえます。

オマーニャ渓谷・ルナ渓谷生物圏保護区

2005年にユネスコの生物圏保護区に登録されたオマーニャ渓谷とルナ渓谷の植物相には、イベリア半島の固有種が多く含まれています。

カボ・デ・ガタ＝ニハル自然公園

カボ・デ・ガタは、アルメリア県の南東端に位置しています。沿岸帯には、崖、入り江、ビーチが点在しています。この自然公園は1997年に生物圏保護区にも指定され、カボ・デ・ガタ地域全体とその周辺地域の一部を占めています。

フエルテベントゥーラ生物圏保護区

1,658平方キロメートルの面積を誇るフエルテベントゥーラ島はカナリア諸島で2番目に大きな島です。ユネスコは2009年に島とその海洋生息環境を生物圏保護区に登録しました。

サン・フアン・デ・ラ・ペーニャとモンテ・オロエルの保護された景色

ウエスカ県にあるこの保護された景色の特徴は、自然と文化が組み合わされている点にあります。ピレネー山脈中高地ならではの典型的な風景と、中世前期を代表する重要な修道院でありアラゴン王家の最初の宮殿でもあったサン・フアン・デ・ラ・ペーニャ修道院とが同時に存在しているのです。

ロス・カンペチェス、ティガイガおよびルイスの保護された景色

何世紀にもわたって行われてきた地質学的変化の結果、この公園には、多種多様な火山性物質を主役とする、他に類を見ないほど美しい自然の風景が広がっています。

パレンシア山地自然公園

サナブリア湖自然公園とセグンデラ山脈およびポルト山脈

公園は、サモラ県北西部のサナブリア郡にあります。深い峡谷のある山がちな地域であり、氷河起源の湖が数多く存在します。その中でも最も重要なものが、サナブリア湖です。

ビジュエルカス・イボレス・ハラ・ジオパーク

カセレス県（エクストレマドゥーラ州）の南部、タホ川とグアディアナ川の各流域の間にあります。山脈と谷が並行して延びる景色の中、その最高地点はリスコ・デ・ラ・ビジュエルカ（標高1,601メートル）となっています。頂上からは、山、谷、特徴的なラニャ（低木地帯）、グアダルーペの町、そして王立修道院の壮大な眺めが広がっています。ユネスコが認定したジオパークで作る「ヨーロッパジオパークネットワーク」と「世界ジオパークネットワーク」に加盟しています。

アンドゥハル山脈自然公園

アンドゥハル山脈は、シエラ・モレナの中心に位置し、その地中海の森には豊かな動物相が生息しています。中でも、イベリアオオヤマネコが際立っています。

バイシャ リミア セーハ ド シュレス自然公園

バイシャ・リミア＝セラ・ド・シュレス自然公園では、2つの気候による多様な気候性により2つの異なる環境が共存しています。

フォス・デ・ルンビエル自然保護区

スペイン北部ナバーラ州にある最も壮麗な峡谷の一つであり、標識のついたルート2つのおかげで、徒歩で簡単に巡ることができます。

クンブレ・ビエハ自然公園

クンブレ・ビエハ自然公園は、最近の火山活動による特別な風景が特徴です。

レアル・シティオ・デ・サン・イルデフォンソ＝エル・エスピナル生物圏保護区

アララール自然公園

そこに人が住んでいた歴史は新石器時代までさかのぼり、当時の 慰霊碑である多数のドルメンが、今でもきれいに保存されています。

リスコ・カイドとグラン・カナリア島の聖なる山々の文化的景観

グラン・カナリア島の中央にある山岳地帯では、峡谷や絶壁、火山地形が織りなす風景に混じって、穴居人の住居、貯水池や穀物倉庫の遺構を目にすることができますが、これらは、島に土着文化が存在していたことの何よりの証といえるものです。カナリア諸島の先住民の文化を伝える重要な場所としてかけがえのない価値を有することから、ユネスコの世界遺産に登録されています。

トゥリア川上流地域生物圏保護区

トゥリア川の上流に沿った保護地域であり、季節に応じて変化する美しい風景を有しています。秋めいたあずき色と緑の組み合わせから、冬の雪化粧まで。春には木々が花を咲かせ、夏には乾燥した高温の気候が強調され、驚くような夕暮れを提供してくれます。さらにこの地域の起伏により、マルチアドベンチャースポーツを数多く体験できます。また、標識つきのハイキングルートのネットワークもあります。

コルナルボ自然公園

コルナルボ自然公園はメリダ近郊に位置しており、公園内のアルベレガス川上流には同名の貯水池とダムがあります。

シエラ・デル・リンコン生物圏保護区

2005年にユネスコの生物圏保護区に登録されたシエラ・デル・リンコンは、マドリードから車でわずか1時間のところにあります。