展覧会：ルーベンスとフランドル・バロックの芸術家たち

この展覧会は、多大な影響力を持つ美的革命の推進者であるフランドルの巨匠ピーテル・パウル・ルーベンス(1577-1640)の絵画作品を中心に展示されています。とはいえ本展は、タイトルにある画家が制作した一連の絵画だけで構成されているわけではありません。ほかにも、ファン・ダイク、ヨルダーンス、ブリューゲルなど、同時代に活躍した巨匠らの絵画が並び、バロック期のフランドル派の天才ルーベンスの作品と対峙しています。

この展覧会では、国立プラド美術館のあまり知られていないコレクションからの作品やオブジェクトが展示されます。全体として、有名なフランドル派を固定観念にとらわれずに再発見するための絶好の機会となっています。