マニフェスタ15。ヨーロッパ・ノマド・ビエンナーレ

世界屈指の影響力を誇るビエンナーレの第15回大会がバルセロナで開催されます。マニフェスタは、現代の課題に照らしてヨーロッパ文化の現状を継続的に分析しています。

このイベントは、革新的なアクティビティと公開討論を中心に、グローバリゼーションの課題、公共空間の確保、社会の進歩と環境保護を両立させる必要性など、さまざまなトピックについて考察を深めることを目的としています。この組織は、過去2年間にわたる開催都市の広範な調査に基づいて、地元の声や物語に重点を置いています。今回開催されるマニフェスタ15ではバルセロナ大都市圏が会場となっています。バルセロナ市以外にも11都市が参加することから、同ビエンナーレ史上最大の大会となる見込みです。バダロナ、コルネリャ・デ・ジョブレガット、エル・プラット・デ・ジョブレガット、グラノリェス、ホスピタレット・デ・ジョブレガット、 マタロ、サバデル、サン・アドリア・デ・ベソス、グラメネットのサンタ コロマ、 サン クガ デル ヴァレス 、および テラサ。目的は、 カタルーニャで現代文化を分散化する方法の代替モデルを探ることです。そのため、「3本の煙突」や「ゴミス邸」（合理主義建築の一例）などの施設が一般公開される予定です。また、このイベントは三つのテーマ別グループを中心に展開されます。テーマはそれぞれ、「対立の均衡化」「環境保護と健康管理」「想像する未来」となっています。