カディス国際舞踊フェスティバル

コンテンポラリーダンスを一般の人にも親しんでもらおうと2001年に初めて開催されて以降、このカディス国際舞踊フェスティバルは、「動く芸術」の新たなトレンドにおけるベンチマークとしての地位を確立するに至りました。その内容は、コンテンポラリーダンス、フラメンコ、サーカス、タンツテアター、アーバンダンス、パフォーマンスなど多岐にわたります。毎年、国内外の有名な舞踊団がこのイベントに集まり、最新の舞台作品を披露します。本フェスティバルではまた、若い振付師やパフォーマーが率いるプロジェクトに加え、アクティビティや芸術家養成ワークショップ、子供向けのイベントも企画運営されます。カディス市内のさまざまな会場、公共スペース、有名スポットを使ってパフォーマンスが行われるため、イベントの開催期間中は市内全域でダンスを楽しむことができます。さらに、実施されるパフォーマンスやアクティビティの大半は無料なうえ、出入りも自由です。カディス国際舞踊フェスティバルでよく使用される舞台の一例としては、ファジャ大劇場、大聖堂前広場、レチェーラ中央ホール、サン・フェリペ・ネリ小礼拝堂、エントレカテドラレス・ステージ、現代創造スペース（ECCO）などが挙げられます。