イタの中世フェスティバル

中世の演劇作品の上演はもとより、パレードやトーナメント、大衆舞踊も見ごたえがあります

このフェスティバルでは、サン・ペドロ教会跡で上演される演劇を皮切りに、当時をしのばせるイベントが各種開催されます。この教会跡では、フアン・ルイス作『良き愛の書』のような中世文学の傑作が劇としてよみがえります。ちなみに、フアン・ルイスはイタの大司祭として有名な人物です。これ以外にもたくさんのイベントが用意されています。パレンケと呼ばれる町の広場では騎士道トーナメントが行われるほか、カーニバルのパレードや異教起源の「ボタルガス」のパレードではカウベルやこん棒を手にした人々が通りを練り歩きます。また、工芸品市場、典型的な洞窟の訪問やワイナリーの見学、大道芸人や音楽家によるパフォーマンスなどなど、イベントは多岐にわたります。