祭りは午前10 時ごろ、カトイラの町の通りと祭り会場のトーレス・デル・オエステでのフォークグループによるパフォーマンスで始まります。トーレス・デル・オエステは 9 世紀の要塞建築群で、ガリシア州でも屈指の重要な考古学的そして歴史的遺産であり、何世紀にもわたり軍隊の攻撃に抵抗してきました。現在は 2 つの塔の遺跡と使徒聖ヤコブを祀る礼拝堂が保存されています。この会場に中世の市場が設けられ、正午にはムール貝とウリャ産のワインが巡礼者に振舞われます。その後、祭りのメインイベント、船の上陸の始まりです。北からの侵略者たちが 11 世紀のバイキング船の複製に乗り込み、トーレス・デル・オエステを取るために海岸に達します。村人たちが抵抗を試みると、そこで戦いが生じ、参加者はワインでずぶ濡れになって終わります。この戦いの後、タコ、焼いたイワシ、エンパナーダ(特産のパイ)など地元の産品が供され、典型的なバグパイプの音楽に活気づけられながら、皆が親交のために野外での食事を楽しみます。夜店なども出て楽しみは夜まで続き、その他にも文学的な祭り宣言や演劇の上演など様々な活動が催されます。