《悪い泥棒》、アロンソ・ベルゲテ作、16世紀半ば。彩色木彫。マドリード

展覧会:握手。黄金時代の彫刻と色彩

展覧会
Madrid

国立プラド美術館で開催される今回の展覧会は、ルネサンス期およびバロック期のスペイン美術におけるリアリズムのたゆまぬ探究を浮き彫りにしています。この展覧会で展示される100点あまりの作品は、ギリシャとラテンの伝統に基づき、「説得の手段」としての舞台芸術のさまざまな側面を強調するものばかりです。ここに集う絵画や版画や彫刻は、色彩との相互作用によってその真実性を増しているのと同時に、神格に高い信憑性をもたせるための手段として、芸術の「第三の次元」を表現するものとなっています。

また展示室では、最近収蔵されたばかりの多色木彫作品5点が初めて一般公開されます。アロンソ・ベルゲテ作の《良い泥棒》《悪い泥棒》、フアン・デ・メサ作の《洗礼者ヨハネ》、中世後期のカスティージャ王国のキリスト教図像である《アリマタヤのヨセフ》《ニコデモ》の5点です。 

展覧会:握手。黄金時代の彫刻と色彩


国立プラド美術館

Paseo del Prado s/n

28014  Madrid, マドリード  (マドリード自治州)

月曜~土曜:10:00~20:00。
日曜・祝日:10:00~19:00。

休館日
1月1日
5月1日
12月25日

*情報は変更される可能性があります