サラゴサ（県）

サラゴサは、スペインの北東にあるアラゴン州の内陸部北部に位置しています。県内をエブロ川が流れており、デエサ・デル・モンカヨ自然公園や世界的なラス・バルデナス生物圏保護区など、非常に多様な景観が楽しめます。文化面では、ロマネスク様式とシトー派の芸術（特にシンコ・ビジャス地方）、ムデハル様式（アラゴンのムデハル建築はユネスコの世界遺産に登録済）、ソス、ウンカスティーリョ、エヘア・デ・ロス・カバジェロスなどの町にあるセファルディム様式といった建築物が多く見られます。県都サラゴサは、ヌエストラ・セニョーラ・デル・ピラールの大聖堂で有名です。グルメでは、原産地呼称を持つワインや、ルリジサのようなエブロ川流域で採れる農産物がお勧めです。